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yuni

提携

兵庫県赤穂市と『寝具の回収と再生素材化』の実証実験を実施し、再生率約90%・CO2排出量95.6%削減を達成しました。

株式会社yuniは、兵庫県赤穂市と連携し、寝具等の廃棄物を再生素材化する実証実験を実施しました。兵庫県西脇市の再生工場を活用し、資源の地産地消による地域内での資源循環モデルの構築を目指します。

実証実験の背景と意義

日本では寝具の約98%が焼却処分されており、羽毛など一部を除く大部分の寝具は再生素材化が行われてきませんでした。この状況を変えるべく、yuniでは「日本を廃棄大国から資源大国へ変える」をビジョンに掲げ、焼却予定の廃棄物の回収と再生素材化を行うサービス「susteb(サステブ)」を運営しています。

特に寝具由来の綿やポリエステル、ウレタン等の再生技術に強みを持ち、寝具全般の再生素材化を可能とするコア技術によるアップサイクルを実現してきました。さらに「廃棄物から必要な素材を作る」という理念のもと、複数の廃棄物を組み合わせた再生素材の研究開発を進め、アパレルや自動車、建築、生活資材など様々な産業分野での活用を実現しています。

関西圏での事業拡大

関西圏では和歌山県和歌山市、奈良県吉野町との実証実験を進めてきました。今回の赤穂市との連携は、創業以来運営している兵庫県西脇市の再生工場を拠点とした、兵庫県内での取り組みのさらなる拡大となります。

実証実験の成果

赤穂市美化センターに集まる寝具類を、事前に選別のうえフレコンバッグで保管いただき、2026年7月と9月の計2回回収しました。回収した寝具を兵庫県西脇市の再生工場で素材化し、以下の成果を確認することができました。

  • 高い再生率の達成:約520枚・約1.3トンの寝具を回収し、そのうち約90%を再生素材化することができました。

  • 羽毛の資源化:回収分には羽毛布団が約100枚含まれ、洗浄・精製のうえ羽毛布団の原料として再生しました。

  • CO2排出量の削減:新品素材の製造と焼却処分が行われた場合と比較して、布団1枚あたりのCO2排出量を約95.6%削減しました。

  • 再生素材の国内製品への活用:再生された素材は、寝具・クッション・ホームセンター向け生活用品など、複数の国内製品の原料として活用されています。

実証実験で実現される効果

  • 寝具ごみの焼却削減:赤穂市で発生する寝具ごみの焼却を削減し、貴重な資源として有効活用します。

  • 再生素材提供による輸入削減:寝具由来の再生素材を提供することで、新規素材の輸入を削減し、資源の自給率向上に貢献します。

  • CO2排出量の大幅削減:焼却処分と比較して、再生素材化によりライフサイクル全体でのCO2排出量を大幅に削減します。

  • ローカルな素材循環の確立:近隣の西脇市の再生工場で素材化することで、輸送で発生するCO2排出量を小さく抑えています。

今後の展望

赤穂市との取り組みを通じて得られた知見を活かし、兵庫県西脇市の再生工場を拠点に、関西圏の自治体・企業と協力して資源循環の取り組みを拡大していきます。yuniは現在、再生素材の研究開発・製造拠点を全国12ヶ所に展開しており、今後も全国に再生工場ネットワークを広げていく予定です。

赤穂市での実証実験を通じて得られた知見を活用し、「寝具等の資源化」モデルの普及と、より多くの資源の再生素材化に努めてまいります。